RECRUIT

採用情報

Interview

自分の成長を
肌で感じられる
現場経験の数々
工事部 平野 ひらの   廉真 れんま (2016年入社)
平野廉真

現在の仕事内容

工事の始まりから終わりを
取りまとめる“司令塔”

当社の工事部は、あらゆる工事現場の施工管理全般を担っています。大きくは港湾と陸上に分けられますが、主に私たちが手がけるのは港湾。自社船舶(コンクリートミキサー船・旋回起重機船※1)を駆使し、防波堤、消波ブロックなど岸壁の整備に加え、自然災害等で破損した構造物の修復工事にも携わっています。いわば当社の基幹的な事業といえるかもしれません。受注の大部分は県や市から依頼される公共工事。施主から手配される設計図面をもとに、現地での測量をはじめ、工程管理や安全管理の他、出来形管理※2にいたる一連の業務を細かく調整します。入社当初は先輩に同行する形で現場業務を経験し、入社3年が経過した頃から予算調整を含む協力業者等とのやりとりを個別に担当するようになりました。工事の種別によって材料の内訳や協力業者との調整事が変わる点は困難もありますが、工期も予算も範囲内で調整できたときの達成感はひとしおですね。

※1クレーン付き台船
※2構造物が発注者の意図する規格基準に対し、どの程度の精度で施工されたか、その施工技術の度合を管理すること

入社したキッカケ

想像以上の“多様な業務”に
先入観が大きく変わっていった

学生時代、建設科を専攻していたこともあり、学内で得る企業(求人)情報のほとんどは建設系。業界を絞った選択をしやすい環境でしたが、就職活動を始めた当初は「この仕事に就く」という明確な目標を掲げていませんでした。そんな時、就職担当の先生から紹介いただいたのが当社。実際に業界を知る前までは「建設系=現場作業員」というイメージが先行し「体力的にとてもきつそう」という先入観をもっていた私でしたが、話をうかがうにつれ、実務は管理業務が大半で、他にも様々な職種があることを知りました。とりわけ当社は建設だけでなく、船舶や港湾、バイオマスといった専門的かつ幅広い事業を手がけており、地元でも有数の技術力でインフラづくりに貢献している点に惹かれましたね。加えて、地元の小中高校が同じだった先輩が当社で活躍していることも知り、自分との共通点があったため、コミュニケーションを図りやすい環境があったことも入社のポイントでした。

仕事のやりがい

経験の積み重ねとともに
得られる達成感も大きくなる

1年目より2年目、2年目より3年目という具合に、経験の積み重ねによって自分が担当する業務が広くなっている点が喜びですね。技術者として、より専門性の高い職務を担うためには資格も必要ですので、4年目に2級土木施工管理技士試験に挑戦して、合格しました。資格取得にあたっては、分厚い教科書で勉強というより、従来の現場で得た経験や知識に加え、先輩から学んだ専門用語の数々をダイレクトに活用できた実感があります。一方、構造物製作においては、設計図面通りに製作できたり、施工の工夫によって工程が短縮できたりした現場経験が、その後のプロジェクトの糧となることも。かつて橋台工事に臨んだ際、橋台と橋台の間にぴったり合わせて桁(けた)を置く現場で、自分の測量によって誤差がゼロとわかった時の喜びは今も忘れられません。発注者が紙(図面)の上に描く情報を、現地の環境に合わせて形にしていく作業は、根気が要る分、感動も大きいですね。

会社の雰囲気

心の通った人的交流が
そのままチームワークに現れる

不安を抱えて入社した自分が、一歩ずつ成長を感じながら、業務に臨めているのは、何といっても和気あいあいとした環境が大きいと思います。入社当初、右も左も分からない自分を優しくフォローしてくださった上司しかり、資格取得の際も先輩の親身なアドバイスがあったおかげで、前向きに取り組めましたね。また、当社は業務上に限らず、ゴルフやフットサルなどの社内イベントも多く、プライベートにおいても社員同士の交流が活発です。日ごろから人的交流が厚い分、仕事におけるチームワークが図りやすくなると感じています。また、働く環境としては、業務効率を上げるソフトをはじめ、さまざまな面でITの導入が進み、残業の縮減や休日の確保につながっています。業務改善に向けた新しいテクノロジーをすべての社員が等しく使いこなすには一定の時間が必要と思いますが、社会的な気運も含め、この業界はもはや「3K」と括られる仕事ではないと個人的には考えています。

三基で働く魅力

専門技術が地域や社会の安全に直結する
やりがいと緊張感

当社は大小さまざまな工事を通して地域インフラの整備に貢献しています。どれも公共性の高い工事とあって失敗の許されない緊張感がともないますが、一連のプロジェクトを完遂するまでの工程では、技術者として不可欠な経験を数多く味わえます。土木施工管理という仕事は、現場での調整・作業もある一方で、大半の業務は内業。また、「現場監督者」として工事を監督する役目があります。工事計画を立て、いかに効率よく現場を回していくかが、腕の見せ所といえますし、協力業者とのコミュニケーション力も試されます。その点は今でも難しさを感じますが、先輩がたのフォローもあり、自信をもって取り組んでいます。当社は長年の施工で築いた技術力とノウハウに加え、経験値の高い社員も多いことから、技術者としての目標を掲げやすい環境です。将来に向けた個人的な目標としては、1級施工管理技士を取得すること。より規模の大きな施工を通してスキルアップしていきたいですね。

学生へのメッセージ

業界を取り巻く環境が変化しつつある昨今。インターンシップなどを活用し、業界の研究をしておくのもいいですね。

1日のスケジュール

7:30
出社
8:00
ラジオ体操・朝礼・危険予知活動
9:00
現場施工管理
12:00
お昼休憩
13:00
現場施工管理
17:00
作業終了 残務整理
18:00
退社