RECRUIT
採用情報Interview
地域に貢献できる
仕事への誇り
現在の仕事内容
同じものは一つもない
構造物に挑む緊張感と面白さ
当社の港湾事業(公共工事)の中核である海洋構造物(浮桟橋)の設計・製作を担当しています。浮桟橋はその名の通り海に浮かべる構造物で、潮の干満で船からの乗降が困難であっても、人や物の移動を可能にする重要なライフラインです。営業開発部では、それぞれの地形や環境の条件に沿った構造の設計を行っています。というのも、外見上は同じような浮桟橋でも、打ち寄せる波の高さや早さも異なることから、中身の構造はそれぞれ違った仕様を検討しているんです。どの構造物もおよそ30年は耐久する設計が求められるため、大きさや形状のみならず、内部強度のシミュレーションを実施することも仕事のひとつ。全体の設計が最終的に了承され、製作、設置までに要する期間は早くて1〜2年。長いものになると4〜5年におよぶプロジェクトになります。
入社したキッカケ
設計者としての将来像を
明確に描ける職場環境があった
建築や設計を専攻していたので、その知識を活用できる仕事に就きたいと思っていました。大学で得た求人情報をもとに当社の事業内容に触れ、数多くの公共工事や建築に携わってきた会社であることを知り、率直に働いてみたいと感じました。また、面接を通して自分が希望する設計部署での勤務ができること、自分のペースで仕事をするイメージができたことも大きなポイントでしたね。とはいえ、未経験の立場から技術者としてどのようにスキルアップしていくか、正直なところ不安もありました。しかし、経験豊富な先輩や上司による親身なサポートのおかげで、入社初年度から設計のイロハだけでなく、製作や設置の現場に帯同し、早い段階から仕事の流れをつかむことができました。
仕事のやりがい
自分の設計が利用者の安心に
直結するという喜びを実感
自ら図面に起こしたものを製作し、完成していく様を見届けられる点です。浮桟橋は、浮体構造物という性質上、計画通りに浮くかは実際に浮かばせてみないとわかりません。設計段階で重量の詳細を決定することは、いまだに難しさを感じますね。業務では打合せをもとに設計する構造物の規模やニーズを把握し、基本となるプロットを作成するのですが、それがすんなり最終形として通ることはありません。一方で予算管理(見積書の作成含む)を行いながら、詳細設計を何度も詰めることで次のステップが見えてくる。地道なやりとりが多い分、完成する構造物は自分にとって格別ですね。とりわけ公共事業の場合、早い段階で地域からの意見や要望を共有するため、設置終了後、利用者が安心して船の乗降を行う光景を目の当たりにし、「ありがとう」と言葉をいただける時などは本当に嬉しくなります。
会社の雰囲気
長年にわたり受け継がれる、
“後輩思い”の社風と教育環境
当社が長崎の地域に根ざし、数多くの事業実績を培ってきた背景には、社員同士の円滑なコミュニケーションをはじめ、部署間の連携力にあると思っています。事実、私が新人だった頃も、上司を近くに感じられ、こちらがわからないことを気兼ねなく相談できる環境がありました。それは7年のキャリアを経た今も変わりませんし、いざ自分が後輩へアドバイスをする立場になっても自然に生かされていると感じますね。福岡勤務となり、現場で直接後輩と触れ合う機会はなくても、電話越しに質問を受けたり助言したりすることもあります。専門性の高い仕事だからこそ、先輩が一から新人を支える風土が根付いており、仕事の流れや具体的な業務を学べる研修もあるため、安心して仕事に取り組めますよ。
三基で働く魅力
必要な資格取得に対する
手厚いバックアップがある
設計分野に携わる身としては、設計、製作、設置までの“すべて”に携わることができることです。当社の現場業務はプロセスごとに協業企業や担当者も変わるため、その分多くの関係先とのやり取りを通じてコミュニケーション力が格段と高まりますし、構造物の仕様や見積書の作成など、ケースバイケースの対応力を育むことができます。個人的な今後の目標としては、社内制度を利用し、技術に関する国家資格を取得すること。社員の資格取得に積極的な当社は受験料の補助や参考書(教材)費用に対するフォローアップ制度があります。取得に応じて手当も支給されるため、モチベーションにつながりますね。日常勤務との並行という部分では大変さもありますが、資格の有無で臨める仕事の幅は大きく変わります。社員一人ひとりが将来のキャリアステップを思い描くうえで、バックアップ体制が整っている点は心強いですね。
学生へのメッセージ
技術者として学びが多い環境。さまざまな工程を実際の目で確かめられる職場です。ぜひ一緒に仕事しましょう。
1日のスケジュール
- 8:30
- 出社
- 9:00
- デスクワーク設計
- 11:00
- 御見積書の作成準備
- 13:00
- 打合せ設計条件等の確認など
- 14:00
- デスクワーク製作工事の資料作成
- 15:00
- 会議資料の作成
- 16:00
- デスクワーク設計
- 17:30
- 退社