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三基の働きがい

三基のキャリア

三基では自主性と積極性を、キャリアアップの主な判断基準にしています。自主性についてはセミナーの受講や資格取得といった「自ら学ぶ姿勢」を重視。積極性については「報告・連絡・相談」を含む、社内外とのコミュニケーション能力がどれくらいできているかを見ています。
キャリアアップはS1、S2(一般社員)からスタートし、GM1、GM2(部長・執行役員)まで8段階を設定しています。自主性と積極性、さらには資格と実務経験を積み重ね、一人前への階段を上がっていきます。

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三基におけるプロフェッショナル人材の定義とは?

技術職は、資格(1級土木施工管理技士と1級建築施工管理技士)の取得をプロフェッショナル人材になるための前提としています。実務経験が必要な資格で、入社して平均5~7年後に取得するケースが多いです。三基では参考書の購入費用、専門学校の受講料、資格の受験料、試験会場への旅費、宿泊費などをサポートし、 さらに資格を取得した際にはお祝い金(1級で5万円)も支給しています。 このような取り組みで社員のモチベーション向上を図り、全体の1級合格率は25%程度ですが、社の合格率は70~80%と高水準を維持しています。 総務や営業、経理などの部署については「自分で判断して業務に取り組めること」をプロフェッショナル人材の判断基準としています。

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社員の昇進・昇格において、重要視されるポイントは?

自主性と積極性を主な判断材料としています。自主性ではセミナーの受講や資格取得といった自ら学ぶ姿勢を重視。積極性では「報告・連絡・相談」などがどれくらいできているかを見ています。

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会社として社員に求めるキャリアへの考え方とは?

技術者、総合職ともに実務経験が何よりも重要です。実務ができるかできないかで大きく左右されます。 技術者であれば現場や現場事務所で関係取引先とのコミュニケーション方法、総合職は社内の同僚や社外の関係取引先とコミュニケーションをどれだけとれているか、を見ています。コミュニケーションが効率的な業務遂行につながると考えています。

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三基における新卒社員のキャリアステップについて教えてください。

S1、S2(一般社員)からスタートし、GM1、GM2(部長・執行役員)まで8つの段階があります。ステップアップについては、資格取得やコミュニケーション能力、実務経験で判断しています。

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人事の立場から、
新入社員にはどのようなキャリアを築いてほしいと考えますか?

個性を大切にし、得意分野を伸ばしてほしいです。取得したい資格などがあれば最大限バックアップします。5年前に若手を中心とした業務改善委員会が立ち上がり、「サポート対象となる資格を増やしてほしい」との声が多く出ています。資格だけでなくコミュニケーション能力や実務経験を磨き、自主性や積極性を持ってほしいです。

キャリアイメージ

キャリアアップについては、年齢や入社年次ではなく、能力や取得資格で左右する人事評価制度を採用。資格の取得や能力向上については、上司や同僚だけでなく、会社全体でバックアップする体制を整えています。

先輩社員の声

Question
三基で働いてよかったと感じた瞬間はどんな時ですか?

子育てをしながら勤務していますが、子どもの用事や看病などで休みを取る際も快く対応していただき助かっています。子育て世代に優しい会社だと思いますね。

優しく教えてもらうことがほとんどで、成長できる環境だなと思います。年齢に関係なく能力で評価してもらえるので、私自身も高卒後23歳で主任になれました。有休を取りやすい環境で、旅行に行ったり友人と遊んだりプライベートも充実しています。

Question
今の仕事のどこにやりがいを感じて働いていますか?

大型客船の船着き場などを整備していますが、工事が終わって一般の方が使用しているのを見たときに、「一生懸命やってよかった」と達成感を感じます。

工事部で現場を担当しています。現場は半年から1年のスパン。各現場は県から評価され80点以上を獲得すると表彰の対象になります。そうやって県から表彰されると大変な現場でも「やっててよかった」と思います。自分が立てた計画や工程が、トラブルも加味しながら計画通り進んだときにもやりがいを感じますね。

少しでも誰かの役に立っているとき、やりがいを感じますね。例えば掃除をした際にほかの部署の方から「いつもきれいにしてくれてありがとう」と口に出して言ってもらえることも多いです。そんな時にはやりがいだけでなく、やる気にもつながります。

Question
これまでのキャリアで、困難や挫折を経験したことはありますか?
また、そこからどのようにモチベーションを維持しましたか?

私が担当している、公共工事の入札に関する書類作成は重要な業務で、もしミスをしてしまうと、入札に参加できなくなります。細心の注意を払って業務に当たっていても、何度かひやりとしたことはありましたが、上司や同僚ら周囲のカバーで乗り越えられました。

経理部で決算業務を担当しています。入社当初は分からないことだらけで頭を抱えることも多かったですが、上司に細かく聞いて少しずつ理解を深め、今では率先して業務にあたることができています。

資格を取って最初の現場が一番大変でした。右も左も分からない状況でしたが、責任者として現場に入っているため責任重大です。納期が一日一日と迫ってきて焦り、自分自身どうしようもなくなるほど困ったときに先輩から「そこまで深く考えなくてもいい。やるべきことには必ずカバーの仕方がある」とアドバイスをもらい乗り越えられました。困ったときは「そこまで深く考えなくていい」を思い出し、経験を重ねることでモチベーションにしてきました。

Question
これからどのようなキャリアをイメージしていますか? 今後の目標は?

年齢を重ねて若手社員の育成をする段階にきました。これからは若い方が仕事をやりやすい職場をつくっていきます。 まだまだ女性が少なく、育休を伸ばしてもらうなど女性が働きやすい現場の整備をしていきたいです。

部長、社長と狙っていきます(笑)。当社は30~40代が少なく、若手が増えています。現場に出て右も左も分からない状況だったので、 それを改善できるよう環境整備したいですね。自分より下の世代が働きやすく、家庭と仕事の両立ができるようにしたいです。 一つの業種にこだわらず、工事も営業もオールマイティーにできる二刀流を目指します。

去年、土木施工管理技士2級の資格を取って早ければ今年中に現場の業務を任されるでしょう。右左分からない状態からのスタートなので経験を積み重ね、いろいろ吸収したいです。 今後は1級を取るための勉強もして、仕事と勉強を両立したいです。

経理に関する資格は全て取得できました。これからは本で知識を増やし、毎年の税制改正などにも対応していきたいです。 年齢に関係なく、経験やスキルに応じて評価されるので日々の業務の精度も向上し、今後は決算業務を一人でこなせるようになりたいですね。 さらに各部署の強みやウイークポイントなどを分析し、経営陣に意思決定に関わるような意思提言をして会社の発展に協力したいです。

Question
社内の関係性はどうですか?

同世代は仲が良く、球技大会や懇親会を開き、違う部署でもいい関係性です。

Question
業務改善のプロジェクトなど今後のキャリアについて話しますか。

社内の目安箱への意見を精査して、会社の上層部に提案しています。風通しの良い会社で、若い人の意見が会社の制度や働く環境を変えるきっかけにもなっています。

Question
会社の方向性まで考えるモチベーションは?

業務改善委員会のメンバーになり、自分たちで変えていこうという気持ちがモチベーションにつながっています。社員と上層部が話しやすく、提案したことも上層部が真剣に検討してくれる環境です。「どんなことでも提案していい」「自分の意見を真剣に聞いてくれる」という雰囲気があるので、希望を持って改善していこうという気持ちになります。